一つの部屋で同一ネットワークを構築したい場合は一つのルーターを置く事でその配下が同一ネットワークとなります。
ルーターの配下にスイッチングハブを置く事で、ポート数を増やす事が可能です。
図のようにwifiルーターをAPモードで利用する事でwifiも同一ネットワークとして利用可能です。
部屋が離れている場合で同一ネットワークを構築したいときはVLAN機能を利用する事で、L2スイッチを経由して同一ネットワークを構築できます。
ルーターやスイッチングハブから直接ケーブルを伸ばすよりネットワーク構成を変更しやすく、多くの離れた部屋に同じネットワークを構築する可能です。
部屋が近くにある場合で同一ネットワークを構築したいときは、一つのルーター配下で同一ネットワークを構築できます。
異なる部屋でもスイッチングハブを置く事で、ポート数を増やし、限られたルーターのポート数を節約する事が可能です。
部屋のフロアが異なる場合で同一ネットワークを構築したいときはVLAN機能を利用する事で、L2スイッチを経由して同一ネットワークを構築できます。
フロアごとにフロアスイッチというスイッチが存在し、フロアスイッチとその配下のL2スイッチに研究室が有するVLANを設定する事で、同一ネットワークを構築できます。
場所が実験棟などの場合で同一ネットワークを構築したいときはフロアが異なる時と同様VLAN機能を利用する事で、L2スイッチを経由して同一ネットワークを構築できます。
実験棟の大元のスイッチとフロアスイッチ、その配下のL2スイッチに研究室が有するVLANを設定する事で、同一ネットワークを構築できます。
家庭用ルーターはルーターモードで利用する事でルーターの代わりとして利用可能です。
しかし、業務用のルーターに比べて処理能力が低く、ネットワークが遅くなる原因となるため、家庭用ルーターをルーターとして利用する事はお勧めできません。
ハブはスイッチングハブと比較して、全てのポートにデータを転送しようとする為、ネットワークの速度が遅くなります。
現在ではほとんどスイッチングハブとなっている為、ハブを利用している場合はスイッチングハブを利用する事をお勧めします。
高機能L2スイッチはVLANの設定など多機能ですが、図のような使い方の場合スイッチングハブに置き換えて使う事が可能です。
高機能L2スイッチは多機能な分、スイッチングハブと比較して仕様が複雑になっており利用しにくい為、同様な使い方をする場合はスイッチングハブの利用をお勧めします。
wifiルーターはルーターモードとアクセスポイントモードがあり、機器の側面などに切り替えが付いている事が多いです。
wifiルーターは名前からルーターとして使う事が普通と捉えがちですが、ルーター配下に置く場合はアクセスポイントモードで利用します。