佐藤技術部次長挨拶

 

佐藤次長技術部がいよいよスタートいたしました。

発足前からいろいろと準備を進めてまいりましたが、十分といえる状態とは必ずしもなっておりません。手探り状態からスタートとなっています。まずは技術部の内外からいろいろなアイデアをいただきながら、柔軟に対応し、よりよい技術部を目指し進めていきたいと考えております。

技術部の設立目的の中に「部局部門研究室からの多種多様な要望に対して技術部全体で最適な対応ができるようにする」とあります。これを達成するには、技術職員個人個人の技術力の向上が必要なことは言うまでもありませんが、これに加えて技術部内での業務体制作り、部局・部門の垣根を越えた協力体制作りが必要となってきます。

これまで多くの技術職員は研究室単位や部門単位の仕事をしてきたことと思います。これから業務体制が従来と大きく異なっていきます。このような業務を行っていくためには、技術職員が自主的に積極的に意識を変えていくことが大切だろうと考えております。

技術部内の室長、班長は先ほど辞令をいただきましたが、まとめる能力やグループを管理する能力がこれから求められるようになってきます。今までなかった技術の継承、今後必要となってくるマネジメント能力、次世代を担う後継者の育成も技術部の重要な任務だと考えております。

まずは技術部において班、室に所属しているメンバー同士のお互いの仕事内容の確認や、各自持っている技術を理解しあうことから進めていってはいかがでしょうか。コミュニケーションが今後必要になるのは言うまでもありません。皆さん一人一人ご自身の役割を考えていただき、技術部組織の中で今何ができるのか、何をすべきなのかを考えていただき、それを行動に移していただきたいと思います。その結果、技術部は九州大学に必要不可欠であるとたくさんの方々に思っていただける組織となれるよう、一緒に頑張ってまいりましょう。